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人と仲がいい白癬菌?
一部の白癬菌、特に紅色菌などは、好人性といわれるほどに人に慣れた菌です。人とある意味仲がいい菌に対しては、人側の排除反応が起こりにくいため、長い期間にわたっておとなしく潜伏していることができるのです。
長い期間をかけて触れてきた、人と一部の白癬菌との間では、既に常在菌に近い関係が成立しています。そして人が靴をはき始めて、足の温度と湿度が必要以上に高くなったため、白癬菌が過剰に繁殖する環境ができあがりました。白癬菌が足に過剰に繁殖してやっと人側が排除の反応を起こしたのが足白癬です。
結局のところ、これは人間が病的な状態を作った、といえるのです。治療をして病変部の環境を改善すると一度はおとなしく常在菌のような性格に戻って生き延びます。しかし再び病変部の温度や湿度が元に戻ると、再び白癬菌の過剰繁殖が再発します。現代病とも言える、みずむしと足白癬の意味が、ここにあるといえます。
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